
彼はテレビに一度しか出ていないため、亡くなったとき初めて知った方がかなりの部分を占めるのではないでしょうか。私もそうでしたが、見知らぬ人でしたし、特に関心を寄せたことはありませんでした。それにあのころ、ヤクチュウのロックシンガーといったダーティーなイメージしかありませんでした。ですが、実像は全くそれとは正反対の純粋無垢な心が隠れていたんだなということが YouTube の動画から理解できるようになりました。
あの、まっすぐな眼、心の奥から搾り出す叫び、痛々しいほどの孤独感を抱えながら、全身で人目もはばからず自分をさらけ出しているその様は、鬼気迫るものがあり引き込まれずにはいられませんでした。
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