
夏川りみの歌う「涙そうそう」は息の長い作品で、カラオケでも多くの人によって歌われているようですね。かく言う私もこの歌が大好きですが…。
歌が作られた背景はテレビで何度も語られたのでご存じの方も多いと思いますが、沖縄出身のBEGINが曲をかき題名をつけ、それに、森山良子さんが20代の若さで突然死したお兄さんのことを思い出して歌詞を付けたものでした。ということで、映画も沖縄が舞台です。
沖縄の方言は難しく俳優陣の言葉に不自然さがあったり、描き方に物足りなさもありましたが、主役の二人が生き生きと演技していたのがよかったですね。
愛する人を亡くす悲しみは誰もがいつか経験するものですし、わたしたち自身もいつ死ぬか分からない不確かな命をもつ存在です。だからこそ死については心の片隅に留めておかなければならないことですが、確実に、現実としてやってくるはずなのに、やはり死を受け入れるのは難しいことです。だからこそ、「涙そうそう」や「千の風になって」などの歌が愛されるのでしょう。
ただ、死から逃れることは無理にしても、せめて、まじめに一生懸命生きている人が貧しさゆえに過労死や飢え死にをしたり、病気の治療が受けられないなどということはなくなってほしい。この地球上にひと時、間借りしているにすぎないわたしたち同居人は、自分の欲望ばかりを募らせて生きている間に使いきれないほどの財産を独り占めするのでなく、資源をみんなで分け合ってみんなが幸せになれたらいいのにと、映画を観てつくづく思ったのでした。
以下、リンクです。詳しい部分はあとで読んだ方がよさそうです。
●公式サイト(スクリーンセーバーあり)
●TBS
●Yahoo!映画-インタビュー(長澤まさみ、妻夫木聡)
スクリーンセーバーと時計は、公式サイトの Special で、Windows または Mac を選び、クリック、ディスクに保存してから、解凍ソフトで解凍し、クリックすれば設定できます。
> ...この地球上にひと時、間借りしているにすぎないわたしたち同居人は...
この段落は情・文共に良く、感動的です。(^^;
そういえば、はじめて「野バラのティールーム」トップページの 82歳=30,000日 を見て、はっとしたのを思い出します。
人生82歳と思うと、まだまだ余裕を感じますが^^、人生全部で 3万日 しかないと思うと、ありゃりゃ、我が人生いくばくもない、と切迫感が募ります。(^^;
因みに私は大晦日の新年へのカウントダウンはあんまり好きではありません。自分の寿命がカウントダウンされているようで.....(-|-)
P.S. トップページの「リンク集」のリンクはURL違いのようです。
>人生82歳と思うと、まだまだ余裕を感じますが^^、
>人生全部で 3万日 しかないと思うと、ありゃりゃ、
>我が人生いくばくもない、と切迫感が募ります。(^^;
ホントですねー。しかも寝る時間を除くとさらに少ない…。と言っても、普段はこれもある程度忘れて、明日もあさっても、来年も再来年も自分は存在し続けると仮定していないと、生きていけない気もするんですが…。
リンク集のURL間違いのお知らせもありがとうございます。これもリンク切れやらいろいろあるのですが、なかなか手が回らず無責任放置ですが、徐々に対応しますね。
こちらにコメントをいただいていたことに、10日もたってから気付きました。ぼーっとしていてすみません<(_ _)>。
> 明日もあさっても、来年も再来年も自分は存在し続けると仮定していないと、生きていけない気もするんですが…。
ホントですね。普段は意識していませんが目からウロコです。
> しかも寝る時間を除くとさらに少ない…。
私は寝ている間は結構イイ夢を見るので、寝る時間をイッパイ人生に組み込んでも、さほど悔いはございません。(??)
そう言えばいつか読んだ話ですが、最も幸せな人は、半分寝ていて半分起きている人だという。その人は理想の世界を見ながら現実の世界も見るのである。
深い言葉ですね〜。私には「夢を見る」とか、「理想の追い求める」、「希望を持つ」などが不足しているなあと思います。記憶に留めておきたい言葉をありがとうございます。