2007年05月02日

尾崎豊 15年目のアイラブユー

ozakiBS.jpg 4月28日に NHK-BS2 で尾崎豊をしのぶ特番『尾崎豊 15年目のアイラブユー』をやっていました。うちは衛星放送を受信してないので YouTube が頼りだったんですが、アップしてくださった方がいて全部観られました(現在一部削除されています。左の画像か⇒こちらをクリックしてください)。放送では、小学生から70代の年配者まで幅広い層のファンがどんどん増えていることが分かり、なんだかうれしくなったのでした。

彼はテレビに一度しか出ていないため、亡くなったとき初めて知った方がかなりの部分を占めるのではないでしょうか。私もそうでしたが、見知らぬ人でしたし、特に関心を寄せたことはありませんでした。それにあのころ、ヤクチュウのロックシンガーといったダーティーなイメージしかありませんでした。ですが、実像は全くそれとは正反対の純粋無垢な心が隠れていたんだなということが YouTube の動画から理解できるようになりました。

あの、まっすぐな眼、心の奥から搾り出す叫び、痛々しいほどの孤独感を抱えながら、全身で人目もはばからず自分をさらけ出しているその様は、鬼気迫るものがあり引き込まれずにはいられませんでした。
  
生まれてから少年期にかけて、どうしようもない寂しさを経験して、心が壊れてしまったのかもしれないですね。まだまだ私はごく一部しか彼のことを知らないのであれこれ評価することはできないですし、歌詞がすべて理解できない私にはそうする能力もないと思いますが…。

ただ、すごく私と共通するところがあって、「知ってるつもり!?尾崎豊」 で扱っていましたが、子どものころ『難破船の少年』という童話から、自己犠牲的な愛を示さなければならないと思うようになったようです。人を愛するとはどういうことなのか、何のために生きているのか、みんなが幸福になるためにはどうすればいいのか、真実とは何か、そういったことを小学生時代から考えていたようです。

私は彼のように頭が切れませんから、もっと単純ではありましたが、子ども時代に読んだ『幸福な王子』に感銘を受けて、他人には親切にしなければならないのだと強く思ったり、以前も書きましたが、S&Gの『明日に架ける橋』の歌詞や、庄司薫さんの著作からも、人にとって最も必要なものは愛なのだから、自分もすべての人を愛せるような広い心を持たねばと、ずいぶん気負ってますが、最近まで結構まじめに考えてきたつもりでした。

自己犠牲的な愛というのは、キリスト教で勧める究極の愛の形で、確かにそのような感動的な実話というのはあるのですが、人間にそこまで要求するのは酷なことではないかと私はだんだん思うようになりました。絶対不可能とは言いませんが、自分や他人に要求するのは間違っていると…。

理想が高すぎると、実際の自分とのギャップに、自分は駄目な人間なのだと責めてしまったり、他人のアラをも厳しく責めてしまって、人間関係がぎくしゃくしてしまうのではないかと…。

いろいろ思うところはありますが、きょうはこれまでにしておきます。それにしても、尾崎豊はもう少し付き合う人間を選択していればよかったのではないでしょうか。残念ながら、世の中には人間らしい心のない人もいるのが現実ですから…。

ネットでいろいろ調べていくうちに、彼の最期が本当に悲痛で、痛ましくて、なんだかもう泣きたくなってしまうのです。残念でならないです。もし私に力があるなら、是非とも生き返らせてあげたい……。ozakiFmly.jpgあのとき死なずにすめば、きっと今ごろ自分の弱さを克服してしっかりと歩いているに違いないと思うのです。そういう芯の強さは持っていたに違いないと思うのです。あまりにも悲しいので最後に穏やかな優しい笑みをたたえた写真のリンクを貼っておきます。って、もっと悲しくなるかも…

☆読んでくださってありがとうございます!☆
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posted by 野バラ at 19:50 | Comment(6) | TrackBack(0) | 心に感じたこと
この記事へのコメント
ナカナカの迫力ですね。

ほとばしる情熱、敏感すぎるほど敏感なアーティスト、天才は一種の病気と言えるかも知れませんね。

♪アイラブユー...♪

いや、今度カミさんに向かって、「まっすぐな眼、心の奥から搾り出す叫び」で歌ってみょうかな。。 (^^;
Posted by 岡目 at 2007年05月04日 01:20
♪アイラブユー...♪
いや、今度カミさんに向かって、「まっすぐな眼、心の奥から搾り出す叫び」で歌ってみようかな。。 (^^;

(ひとこと)がんばってください!(^^)v
Posted by 野バラ at 2007年05月04日 23:03
ヾ(^-^*)おひさぁ♪

久々に覗いてみたら、「尾崎豊」って・・・
わたいは、この歌手のことほとんどなんも知らんのやけど、以前ブログにちょくちょく転載したことあったページ(オームのページやけど、結構真実が書かれてるように思う)に、触れてあるんで、どうなんかなと思って・・・

http://rerundata.hypermart.net/aum7/2/oz1/oz100.html
「学校に反抗する歌を書いていた尾崎は学校を出て反抗すべき相手を見失った」
といっていたが、それはウソだ。『卒業』を聴けばわかる。

先生、あなたはかよわき大人の代弁者なのか
俺たちの怒り、どこへ向かうべきなのか
これからは何が俺をしばりつけるのか
あと何度自分自身卒業すれば
本当の自分にたどりつけるだろう

つまり、彼は学校など相手にしていなかった。その後ろにある、もっと強大な敵を10代の時に肌で感じていた。学校や先生なんて、そんな大きな力の代弁者にすぎないと知っていたのだ。
Posted by いんきょ at 2007年05月26日 00:14
今年たくさんの面白い記事を読ませて頂き、楽しくもあり、賢くもなり、心より感謝します。

(素晴らしく作成された尾崎豊のファンページがいつの間にか見られなくなりました。年末と相まって、ものさびしい。。。)
Posted by 岡目 at 2007年12月29日 17:50
岡目さん、お気持ちのこもったコメントありがとうございます! 尾崎豊のページは消えていませんので↓こちらへどうぞ。
http://nobara.sakura.ne.jp/ozaki/
サイトトップページのリンクはすぐに復活させますね。

これには訳があるんですが、原因は↓こちらに書かれている、Amazon からの誤送信メールのせいなんです。あとで詳しくご説明したいと思いますが、とりあえず返信いたしますね。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/27/news063.html

長らくブログを放置していますが、また書き始めますので、来年もよろしくお願いします(^^)。
Posted by 野バラ at 2007年12月29日 22:25
「きっと忘れない☆尾崎豊」ページのリンク、どうもありがとうございます。暫しニュース記事と映像音声に見入っていました。

11月29日渋谷の歌碑に皆が集まって、「きっと忘れない」の合唱をしていたのですね。熱い会場の模様が目に浮かびます。

来年のブログも楽しみにしております。
良いお年を。
Posted by 岡目 at 2007年12月31日 09:31
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