2006年03月12日

心はどこにあるのか〜脳科学者・川島隆太

追加します。新品【ユーパラ共同購入】NDS 脳を鍛える大人のDSトレーニング【0603共同購入】 昨夜(06-3-11)のNHK教育テレビETV特集(毎週土曜22:00〜23:30)は感動ものでした! 昨年11月26日の再放送で、テーマは
心はどこにあるのか 〜脳科学者・川島隆太の挑戦〜

川島隆太さんと言えば、上の写真にある任天堂のゲーム機専用ソフトをテレビCMで見掛けますよね。女優さんが脳年齢52歳という結果に大笑いをするという……。CMでの印象はちょっと軽いカンジでしたが、NHKの番組を見て「尊敬」に変わりました!

何が素晴らしかったかというと、「脳科学者としての研究成果を社会に還元できることがうれしい」という言葉でした。医師や科学者の言動には、時として、人体を単に物体としてしか捉えていないことが感じられ、違和感を覚えることがありますが、川島さんの場合はそうではなかったのです。

霊長類の研究を通して、人間独自の心は脳の前頭前野にあるのではないかという結論に達したようですが、その前頭前野は鍛えることが可能であり、そのためには読み・書き・計算が最も効果的であるということを実験によって確かめたそうです。さらに詳しく述べると「読み」は特に音読、計算は難しいものである必要はなく、ひと桁の計算でもOKのようです。

その研究成果はすでに臨床に応用され、2001年から各地の老人施設で学習療法が行われた結果、認知症が改善した例が多数あるとのこと。通常、認知症が発症すると悪化の一途をたどるようですが、施設スタッフの根気強い支えもあって、治療により改善した人が4割くらい(円グラフをぼ〜っと見ていたので数字は不確かです)、現状維持が2、3割、残りは悪化という結果でした。体の場合もそうですが、脳もいったん悪くすると以前の状態にまで回復することはまれなので、予防が大事だそうです。

それでも脳に関しては、脳科学者であってもまだまだ未知の分野で、治療の結果、予想もしなかったような劇的かつ奇跡的な改善例があって、川島さんも感無量といったお顔をしていました。このあたりは私も思わず目頭が熱くなりました。認知症になったら周囲の人はもう人間扱いしなくなってしまうこともある中、温かい目を向ける人たちがいるということが、なんだかとっても嬉しかったです。

今の日本の社会は「自分のことは自分で」という傾向が強くなってきて、弱肉強食の動物界みたいですが、人情つまり人としての情けを忘れてしまわないようにしたいなと私は思います。

話を戻しますが、川島さんは認知症への取り組みのほかに、子どもの脳と心についての研究も行われていて、上にリンクを張ったページの右の写真は、その様子を写したものです。小さな女の子が母親と話すときと見知らぬ大人と話すときで、脳の血流がどう変わるか実験してみると、母親との会話のほうが脳が活発に活動していました。それゆえ、子供の健全な成長のためには、家族がきちんと向き合って会話することが重要ではないかとおっしゃっていました。

また別の実験では、人が相対して会話したときと、電話を使った場合とで脳の働き方はどう違うかを比較していました。前者では左脳も右脳も活発に働くのに対して、電話では左脳しか働いていません。現代は、昔にはなかったコミュニケーション・ツールがいろいろありますが、それ自体悪いものではないにせよ、脳をバランスよく使うという面では偏りがあるのかもしれませんね。

「読み・書き・計算」が脳を活性化させるとのことですが、パソコンを使い出してから「書き」だけが極端に無くなっていること、これは考えなければならないことかもしれませんね。日記も家計簿もパソコン、手紙はメール、買い物メモすらケータイに入れてしまう、こんな日常でいつ書くという行為をすればいいのでしょう。そうだ!テレビを見ているとき内容をメモする、これはいいかもしれないですね。これを心掛けてみることにしましょう。それから音読にも努めてみることにしましょう。

川島さん出演の過去のNHK番組
現在放送中NHK知るを楽しむ
(月曜22:25〜22:50 再放送:1週後の朝5:05〜5:30)

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posted by 野バラ at 06:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 情報系
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