2006年03月25日

期待が人を変える?:ピグマリオン効果

(今朝、間違って書きかけのまま、アップしてしまいました。『こりゃ、なんじゃ?』と思われたかた、失礼いたしました)

あるメルマガに「ピグマリオン効果」という心理学用語が出てきました。人間は期待された通りに成果を出す傾向があるということを表した言葉のようです。

ピグマリオン(Wikipedia)とは、元々ギリシャ神話に出てくる王の名で、彼は自分の作った彫刻に恋をし、神に祈り続けた結果それが人間になったのだそうです。

その王の名を、自身の戯曲(1913年)の題名にしたのがバーナード・ショーで、「ピグマリオン」は1938年に映画化され、1956年からはミュージカル「マイ・フェア・レディー」の下地となり、1964年に映画化されます。そして現代版マイ・フェア・レディーと言われるのが「プリティー・ウーマン」ですね。育ちの悪い娘をレディーとして扱えばやがて本物のレディーに変身していくというのがあらすじ。
 
1960年代に、先生の期待が生徒にどう影響を及ぼすかを実験したのが、アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールで、それ以来、期待が及ぼす効果を「ピグマリオン効果」と名付けたようです。

似たような実験で、学生に看守と犯罪者の役割を演じさせ続けると、それぞれに心理的変化が見られたというのを聞いたことがあります。人の心というのは、意外と簡単に外部からの影響を受けるということなのでしょうね。

それを悪用して他の人を利己的に操るなら、非難されるべきマインド・コントロールと言えるでしょうが、他の人に期待を表明したり信頼を寄せたりすることで、相手の良い面を引き出せるのであれば、相手の落ち度を徹底的にたたいて変えさせるよりまさっているように思います。

もちろん、すべてのことには限度がありますし、期待したことが必ずしも実現するとは限りません。命のない彫像が生きた人間になるというのは神話の世界だけですから…。ですが、過剰な期待には注意しつつ、適度な期待や信頼を示すことは良い結果を生むであろうことは容易に想像できますよね。そういう私も褒められるとついつい頑張ってしまうたちなもので…(笑)。

他人を批判することと他人に期待を寄せることと、どちらが簡単かと言えば前者だろうと思います。私も、よく考えずに他の人を批判してしまって、そういう自分はどうなのよ!という心の声に責められることがあります。批判すること自体は悪いことではないですし、いろんな人が気持ちよく共存していくためには互いに相手の立場を理解することが不可欠ですから、自己チューな人に教えてあげることは親切なことだと思います。実は私もこういう憎まれ役というのを時々やってしまう人なんですが、なかなかすんなり受け入れてもらうのは難しいです。まだまだ、批判される人の気持ちになりきれていないせいかもしれませんが…。

ドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者の方がつくった→「子ども」という詩には、「批判ばかりされた子どもは、非難することをおぼえる」とありました。批判をしなければならない時もあると思いますが、人を見たらまず落ち度を探すのでなく、まずは相手の良い点を探してその人の成長を助けるような、そういう人になれたらいいなと私は思っています。まだまだ道のりは遠いですが…、というより、いつまでたっても道の途中なんでしょうけれど。


ピグマリオン効果」、少ししたら私はこの名前を忘れてしまいそうです。ピグミー族のスーパーマリオ って覚えようかな?(変な連想ですみません)。

最後に、→経営者の心構えについて書かれたサイトをご紹介します。松下幸之助さんの言葉が引用されていましたが、私は死後だいぶたってから、ネットであの方の言葉を読んだのですが、感銘を受けました。本当に素晴らしい方で尊敬しています。

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posted by 野バラ at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 心に感じたこと
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