2006年05月24日

常識のうそ:ダイオキシンと塩ビ

bag.gif 燃やすとダイオキシンが発生すると言われてきた塩化ビニール。私も20年以上前からそう聞いていましたから、安価で軽い、塩ビのバッグや靴などを購入することに罪悪感すら抱いていましたし、出来るだけ天然素材をと心掛けてもきました。

ですが、先日書いたようにダイオキシン自体の有害性が低いというのが、いまや専門家の常識のようですから、特に塩ビ製品を避ける理由はないことになります。結局のところ、塩ビでなくても物を燃やせば必ずダイオキシンは発生するということのようです。

参考ページ:
(1)ダイオキシンと塩化ビニル
(2)ダイオキシンは猛毒なのか
(3)ポリ塩化ビニル(塩ビ)から濡れ衣を脱がせてあげたい
 ▲この(3)には塩ビの存在意義について次のように書かれていました。
現代社会は、「アルカリ」を使う。アルカリは化学薬品の一種であるが、工業的には無くてはならぬものである。たとえば用途としては、環境に良いと言われる「石けん」はアルカリがなければできない。そして、人類がアルカリを得る手段は、海の塩や岩塩から電気分解してアルカリを得る方法しかない。しかし塩はアルカリ(ナトリウム)と塩素で出来ているので、アルカリをとれば塩素が製造される。この塩素を処理するにはアルカリが必要だから、アルカリを使って中和すると、何も製造していない状態に戻る。だから、塩素も有効に使用する必要があるが、塩素の用途としては塩ビは特に優れた材料である。
塩ビは「必ず発生する塩素を吸収してくれ」「人類に貢献し」「火災を防ぎ」「毒性も低い」という尊敬すべき材料なのである。
化学知識が乏しいのでよく分かりませんが、アルカリと言ったら、昔から使われていたのは物を燃やした後に残る灰ですよね。あとは海水を煮詰めた後に残るにがりとか。でも、現代は塩の電気分解によって大部分のアルカリを作り出しているということでしょうか。

塩の電気分解によって発生する塩素をどのように塩ビに吸収させるかは知りませんが、塩素は水道水の消毒に使われているように、それ自体有毒ですし、オゾン層の破壊に荷担するとも言われていますから(これも本当なのか知りませんが)、それを安定した状態にとどめるために塩ビが役立っているということでしょうか。

ダイオキシン発生量は塩素(塩ビ・食塩等)の量と相関性がないということは、日本を含む世界各国で認められていて、1990年代半ば以降塩ビに対するぬれぎぬは晴らされているんですね。上記参考ページの(1)には、次の引用がありました。
イギリス:1997年10月、英国政府の産業大臣は、「独立した証拠が、塩ビを使うことは安全で、生産中に発生する排気と廃棄物の処理は、環境庁により統制されていることを証明している。このことから、みなさんが安心していただくことを望みます。塩ビに関する争いは終結しました。」と明確な塩ビに対する支持を表明。
スウェーデン:スウェーデンの環境保護局は、「手にはいる科学的な情報に基づき判断した結果、塩ビは環境的に問題ないとの結論に達した。」と発表。
オランダ:Public Health 担当の大臣は、「容器・包装材料として、塩ビは他の素材(ボール紙、セラミック、金属、紙、塩ビ以外のプラスチック)より、環境的な観点から魅力的で且つ健全な製品。」と表明。

いまだに、日本ではダイオキシンや塩ビが環境に極めて大きな悪影響を及ぼすと信じられているのは、なんということでしょうね。

元々、さほど害のないダイオキシンが悪者にされたのはなぜかということについて、何日か前に見た(いまは見つからず)ブログの中で、焼却場の改築資金を出させるためなんじゃないかと書かれていました。なんともはやですね。

(お知らせ:5月20日の記事に追記しました)

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posted by 野バラ at 18:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 情報系
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